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Bel Canto・美しい歌声

オペラ歌手・矢口智恵さんと、智恵さんの出身地・世田谷区民合唱団周辺の音楽事情をcatmouseがお届けします。

トラさんの思い出


3月1日、「おーいニッポン」で歌う昭和の歌のメドレー”ラプソディ イン トウキョウ”のなかに「男はつらいよ」が入っている。
そこで久しぶりに元歌をきいてみた。
まずイントロが昭和の空気をなつかしくはこんできた。
第一話は見ていない。
「男はつらいよ」ファンの学校の先生から授業中に話だけきいたことを思い出した。

それによると、出だしは寅さんが葛飾柴又にある江戸川の河川敷を歩いている。
と、そこにゴルフのボールがとんでくる。
寅さんはゴルフボールを拾い上げると、プレーをしている人にむかって投げ返した。

先生はこの出だしを見たときの面白さと感動を授業中に語ったのだ。

これは今の若い人にはなかなか理解しがたいだろう。
当時、ゴルフというものは金持ちがやるスポーツで、一般庶民はルールさえも知らなかったという基礎知識がなければわからない。
野球ならみんな知っている。
野球は流れ弾を拾って投げ返してやるとお礼を言われる。
寅さんは野球と同じ感覚でゴルフボールを投げ返したのだ。
ところがゴルフではそれはプレー妨害にあたる。
いらぬ親切、よけいなお世話なのだ。
しかし寅さんは「いいことをした。きもちがいいなあ」とばかり土手を歩いていくのだ。

「男はつらいよ」のおかしみは、寅さんのハートが純粋で少年のようにきれいなのにもかかわらず、知識が欠如してるばっかりにはからずも人に迷惑をかけてしまうというところにある。また、迷惑をかけてしまったということが、寅さんの純粋なハートを傷つけてしまうのだが、そこがこの映画の切ないところだ。
全編に流れるこのおかしみと切なさを、この冒頭のゴルフボール投げ返し事件は象徴している、と、その先生は熱く語ったように思う。

また先生はこんなことも言っていた。
「実際、身近にああいう寅さんみたいな人がいると困るだろうね。ことに身内だとさ、困る。寅さんははっきりいって厄介者だ。だけど映画で見る限りにおいてはなんとも憎めない。愛すべき人物に思えてくるから不思議だ」
寅さんの人物が愛されたから何話もシリーズとして続いたのだろう。

ネットで渥美清の寅さんを見ることが出来る。
ホームページには寅さんの静止画が載っているが、写真を見つめていると声とか表情がよみがえってくる。ああ、かわいい。寅さん好き。ちっともハンサムじゃないけれど。
なんでそう感じるんだろう・・・・。
服装は中折れ帽にダボシャツ、毛糸の腹巻をして、その上から縞のジャケットを羽織っている。持っているのは四角いハードケースのトランク。
当時はそれはテキヤの標準スタイルだったかもしれない。
でも今じゃそんな恰好をしたテキヤさんはいない。
中折れ帽にダボシャツ、毛糸の腹巻に縞柄のジャケット、それに四角いハードケースのトランクは、それを着装すればだれでも寅さんに変装できるというトレードマーク的な服装になってしまった。

ところで歌の文句に
「目方で男が売れるならこんな苦労は?」
というのがある。
「目方ってなに?」
と若い人から聞かれた。
えっ?目方という言葉を知らない?
そっちのほうが驚きだった。
昔は普通に使っていたのに。

目方はいくら?
30匁

おっとこれは言いすぎ。
いくらcatmouseでももう匁は使っていませんでしたよ。

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 EXHIBITION YOSHIO NAKAJIMA            2009


千代田線を表参道でおりる。
雨がふるつめたい日。

Gallery Concept 21に中島由夫氏の絵を見に行った。

「時間ができたので、これから行こうと思います」
常在寺のお坊様にメールをうった。

返事がかえってきた。
「今日はあいにく由夫氏はみんなで箱根の森美術館にいってしまった。ご子息のアンデスさんが残っているので電話しておきます。由夫氏が作品を描いているビデオもあるのでみせてもらうといいでしょう」

みんなで行ってしまったって、みんなって誰だろう?そのみんなのなかにはアンデスさんは入ってないのかな?などと思いつつ画廊にむかった。

「電話をちょうだいしています。今日はあいにくみんなで箱根の森美術館に行ってしまって中島由夫はいません」
出迎えてくれた中島アンデスさんがおなじようなことを言った。
みんな、という表現をつかったのはアンデスさんなのかな?
で、みんなとは
「60人くらいで」

アクセントのないきれいな日本語なので気付かなかった。
「日本語はあまりうまくないんです。ときどきへんな言い方になる。日本人と話すのは日本語の勉強になっていいです」
そんな発言に違和感を感じるほどだ。

中島由夫氏は日本人。奥様でアンデスさんの母上、文子さんも日本人。
だからアンデスさんも、もちろん遺伝的には日本人だ。
スウェーデンで生まれて、日本は小学校1年から3年くらいまでいたがあとはずっとスウェーデン。
背が高い。そこのところがスウェーデン育ちらしい。

「ぼくの名前を見て、展覧会に入ってくる人は、たいてい南米を頭に浮かべるんですよね。そしてぼくの絵を見てインカ的だって思うらしいです。でもアンデスは洗礼名。アンドリュースからきてるんですよ。どう?今日床屋に行って髪を切ったの。昨日まではこんなに長かったのよ」
「え?」
「それはうそ」
昨日までこんなに長かったというのはリップサービスだった。
その間、言葉にならないやりとりが我々の間にあったと思う。

(ぼくに会う前、どんな風に想像していた?ひょっとしてすごく画家的なおかしな人を想像していなかった?)
(していた。だって中島由夫さんのぼっちゃんでしょ。ご自身も画家でしょ。スウェーデン育ちでしょ。髭かなんかはやしてぼさぼさの頭で、変わった恰好をしてると思っていた)
(で、実際どう見える?)
(日本の大手メーカーのエンジニアかIT関連の技術者)
(やったね)

「なんで画家になったのですか?」
「最初は大学を出た後、建築家なんかをやろうと思っていたけど、父には誰かプロデュースする人が必要。じゃあ自分がしようか。そしてそばにいてプロデュースするうち、自分も絵を描くようになったんです」

アンデス中島さんの絵画展「地球の子供たち」が1月27日から2月2日まで広島SOGO本館8階の美術画廊で開かれる。後援スウェーデン大使館。アンデスさんの絵とともに中島由夫氏の「北欧の太陽」という作品も出品される。



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NHK「おーい、ニッポン」出場決定!

平成21年3月1日、「おーい、ニッポン」は東京都が紹介されることになった。

そこに、世田谷区民合唱団は出演する。

番組名「おーい、ニッポン 私の・好きな・東京都」
放送系統NHK衛星第2テレビ(BS2)
放送日時平成21年3月1日午前11:00?11:54、午後1:00?6:00予定。

一緒に出演するのはGBMC 丸の内合唱団 ハッピーハーモニー・ジュニア

演奏は世田谷フィルハーモニー管弦楽団、駒澤大学吹奏楽部(予定)
(あれ?世田谷区民吹奏楽団じゃないのかな?)

6時間の生放送だという。都内各地からの生中継がある。
われわれが出場するコーナーは番組のメイン企画「ふるさとラプソデー」
昭和女子大学人見記念講堂にて行われる。
テレビでの出演は17時30分ごろだという。

作曲:吉松 隆 指揮:円光寺雅彦。

ゲストには東儀秀樹 真矢 鶴賀若狭掾 和楽YOU 石橋昭宏(木遣師) 昭和女子大学 モダンダンス部。

昨日の練習のおり、楽譜とCDが配布された。



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上高田少年合唱団

これは2007年12月4日付け、もうひとつのブログ「三次元紀行」につづったものだ。

catmouseが5年生になった時、担任の先生から呼ばれた。
男子数名、女子数名。(何人づつだったか忘れた。2名づつのようだった気もするし、4名づつだったような気もする)
音楽室に行きなさいといわれた。


昨日、この日呼ばれた男子生徒はすくなくとも3名だったことがわかった。
というのは昨日、上高田小学校旧6年1組のクラス会があったからだ。
「ぼく、呼ばれた」「ぼくも呼ばれた」「ぼくも呼ばれた」
ということで計3名。
女性ははっきりしない。その日、「私も呼ばれた」という人は名乗り出なかった(忘れたか、言わないでおこうと思ったか定かではない)。

catmouseたちはわけが分からないまま音楽室に行くと、各クラスから来た生徒たちが集まっていた。
そこに奥田先生が登場。
開口一番、「女の子は帰れ」
奥田先生とは奥田政夫。catmouseのいた小学校は上高田小学校という。
上高田少年合唱団は当時、合唱コンクールで優勝をしまくり、その名は全国にとどろいていた。が、少年少女合唱団ではなく、男の子だけの少年合唱団だった。 (http://blog.goo.ne.jp/catmouse/e/abe8bae0844aca42498fb38c0058f3e7)


「女の子は帰れ」と奥田先生が言ったので、catmouseは同じクラスの女の子とともに教室に帰った。その時いっしょにいたのは誰だったのか憶えていない。そして上高田少年合唱団のことで知っていることはそこまでだった。
が、昨日、その後何が行われたかわかった。

オーディションがあった。

「放送室に連れて行かれて、マイクのまえに1人づつ立たされた。『はしれトロイカ』を歌わされた。最初の出だしで間違えて、ぼくは落ちた」
彼は3学期の学級委員長。
「ぼくも落ちた。トロイカはトロかった」
彼は1学期の学級委員長。
「ぼくは受かった。でも練習があって遊べないので断った。4っつ上の兄貴は合唱団にはいっていたんだけどね」
彼は2学期の学級委員長。

学級委員長は学期の初め、互選によって選ばれた。catmouseたちは3年生のときから卒業までずっと同じクラスだったが、3年生のときから、学級委員長の顔ぶれは変わらなかった。
この日、一学期の副委員長さんは出席していた。catmouseはこの人に会うのは実に小学校卒業以来だった。
2学期の副委員長さんの話題が出た。
「中原淳一の絵のようだったけど、さみしげだった」
私も彼女の顔やお下げ髪をありありと思い出した。
ずっと幹事をしてくれていたコンチャンがこんな話をした。
「一度、2学期の副委員長さんが亡くなった。お葬式に行った、という知らせを受けて、名簿に死亡と書いたら、『彼女は死んでませんよ』という知らせがあり、いちど、2学期の副委員長さんたち女性ばかりで会ったことがあるわ」
「誰だ?お葬式に行ったなんて言ったのは?」
「○○くん」
「あいつめ?」

さて、3学期の副委員長さんはだれだったのだろう。
catmouseはずっとこの人だと思っていた人の名前をあげた。
だけどコンチャンは「違うと思う」と言った。
「え?じゃあ、○○さん?」
「違う」
「ねえ、3学期の学級委員長さん、だれとペアを組んだか憶えていない?」
「それが全く憶えていない」
その場にいたひとたちも誰一人思い出すことができなかった。
catmouseはcatmouseの記憶でいいと思うんだけどなあ。

それはそうと、最近、昔書いたブログを見て、思い出を共有する人からのコメントが時たま届く。
この件も、待っているとだれかから情報が届くかな?
担任の先生はKitamura先生。
待ってるよ。


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Yoshio Nakajima

常在寺のお坊様からご紹介をいただいた。
(母の三回忌、祖母の33回忌が1月18日にあった)

中島由夫展?2009
1月9日(金)?2月3日(火)
Gaiiery Cobcept21・・・open11:00a.m?7:00p.m

中島由夫氏は埼玉県川本町のうまれだが、スウェーデンのValand芸術大学卒。以後スウェーデンを拠点にし、芸術活動を行っているが、時々日本に帰ってきては、こうした展示会を開いている。

常在寺のお坊様とは子供の頃からの友達だそうだ。
現在中島氏はスウェーデンで美術学校の校長先生をつとめ、箱根の彫刻の森美術館をはじめ方々の美術館に作品を収めているが、そうなるまで、一冊の本ができるぐらいいろいろおもしろいことがあったという。
いろんな話を聞いたけれど、どこまで書いていいかな。

「成功した」からと、まだ恋人だった奥様をパリに呼び寄せた。
パリについてみると、むこうからボロボロの身なりをした人がやってきた。
それが中島由夫氏だった。
まだ成功はおろか、パリでパフォーマンスなどを行っている真っ最中だったのだ。
スウェーデンではマイナス何度のなか、一粒種のアンデスくんの手をひいて、奥様は2キロ先のマーケットに歩いて買い物に行かなければならなかった。
そんな中、奥様は中島氏を信じ、支え続けられたのだ。

その最愛の奥様を亡くされて数年がたつ。

「子供みたいに無邪気な人なんです」
常在寺のお坊様がそう語る。

2007年財団ラウス ヨシオナカジマ アートセンター設立。
2011年スウェーデンに中島由夫美術館をオープンする予定だという。

http://yoshionakajima.net/ 中島由夫氏のホームページ
http://www.enjoytokyo.jp/OD004Detail.html?EVENT_ID=214631 中島由夫氏個展のお知らせ。

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松井先生門下のおさらい会

2009年1月11日
松井康司先生、東井美佳先生の門下生たちによるおさらい会に行った。
出場した門下生は25名。このうち1名は既にプロとして活動をはじめているので本日はゲストとして出場し、また、もう1人は他の門下の二期会会員だが、東井美佳先生とコンクールに出場したのでゲストとして参加し、最後を飾った。

門下会の面白さは歌を習い始めた人から、プロになるまで、どんなプロセスを辿るかということがわかるというところ。
楽器も年期をつむにつけ、音色が美しくなってはいくが、歌は顕著だ。
「おさらい会」というオーソドックスな和語がつけられた門下会は、先生が大学教授ということもあって、さらにわかりやすい解説つきだった。

トップバッターは音大を受験した高校生。
今年、音大合格を果たし、この春から1年生として学ぶことになる男の子だ。
その後、数人、大学在学中の門下生による歌がつづく。
その後、松井美佳先生の門下生によるピアノの演奏がいくつか。
その後、「龍の会」の会員による歌で第一部は終了となった。

「龍の会」とは松井先生の師匠である原口隆一先生の門下会として始まり、平成13年より松井先生が指導を引き継いで、今年で9年目を迎えるという会なのだそうだ。
現在は原口先生の門下生に限らず、桐朋芸術短期大学の卒業生も加わっているという。

第二部はその「龍の会」に新しく加わった桐朋芸術短期大学の出身者たちの演奏で始まった。

そして、次のプログラムは非常に興味深いもので、短大を卒業し、さらに芸大等を受験して勉強を続けたいという受験生達が試験の予行演習の意味合いも兼ねて演奏を行った。
ピアノでの受験生も、コンコーネの試験があるとのことで、受験本番さながら、曲目は歌う直前本人に知らされたそうだ。
聞いているものはもう、「がんばれ!」という気持ちで聞いた。

プログラムは佳境に入る。
桐朋芸術短期大学を出て、研究科等でさらに勉強を続けている人たち、そして昨年研究科を終了し、二期会のオペラ研修所でオペラを学んでいる矢口智恵さんが歌った。
智恵さんが歌ったのは、六つの子供の歌より「風のこども」、歌劇・コジ・ファン・トゥッテより「岩のように動かず」の二曲。
智恵さんのあとは、数年前に学業は修了し、自分も門下生を持って歌を教えている卒業生が「おさらい会」としてのトリをつとめた。

その後はゲストの歌。
西岡慎介さんというテナー歌手は前回までは門下生として参加したが、今年はゲストに昇格。というのも先だって公演のあったオペラ「エフゲニー・オネーギン」というオペラの主役の代役に抜擢されたという。残念ながら、主役は無事公演を終えたので西岡さんの出番はなかったそうだが、本日は、かれが場合によっては歌うはずだった歌「青春は遠く過ぎ去り」という歌と歌劇トゥーランドットから「泣くな、リュ―」という歌を歌った。
もう一方のゲストは相田麻純さん。コンクールで入賞した歌「踊り」を歌い、歌劇セビリアの理髪師から「今の歌声は」を歌った。

会場は原宿アコスタディオの音楽ホール。
超満員だった。
松井先生は「門下会なので、出場者がかわりばんこに出て歌い、かわりばんこに聞き、だと思っていたけれど、席がなくなるほどお客様がいらして、門下生達にとってもはげみになるのでうれしい」と締めくくりの挨拶でおっしゃった。
catmouseの一行も総勢6名。mochigomeちゃん、まりもちゃん、アメリカ在住だがたまたま日本に帰ってきているcatmouseのいとこ、子供のころノンビブラートの透き通った声で”わらべ歌”をならっていた智恵さんのはとこ、やっぱりはとこで今は自分の夢をかなえた仕事をしているこの人
http://fumihilo.jp/
すてきな夜だった。

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花のコーラス

今朝、catmouseのもうひとつのブログ、三次元紀行(http://blog.goo.ne.jp/catmouse/)に新しいコメントを見つけた。

今更ですが (RAO)

2009-01-09 00:44:46

はじめまして。

突然ですが私の母が「花のコーラス」で歌っていたらしいのです。さすがに70はとっくに超えましたが、まだぴんぴんしてますよ。中田喜直先生の話もちょくちょく聞いたおぼえがありますね。良かったら色々聞き出してみましょうか?


これは昔NHK名古屋放送局が放送していた音楽番組「花のコーラス」について書いた記事(http://blog.goo.ne.jp/catmouse/e/0167650c4f67ca707bf99f9cf22e0cbc)にコメントされていた。
その記事を書いたのは2007年12月26日 10:13:15。随分前である。
それを2009年の日付が変わったあたりの時間、読んで、書き込んでくれたのだ。
私は自分のブログのコメント欄に返事を書いた。


RAO様 (catmouse)

2009-01-09 09:15:36

書き込み有難うございます。

母上様がご健在なら、是非、お話を伺ってください。
私はウイキペディアの記事の載せ方を知らないのですが、できればウイキペディアに残したいと思います。
内本さんがどんな人だったか、アメリカ公演の話もあったのになぜつぶれてしまったのか、中田喜直先生を初め、多くの人の心を動かしたはずなのに、あまりにも記録が残されていません。
もしブログをお持ちならURLをお教えください。
なお、下のブログも私のブログです。こちらのコメント欄は書き込みをする人が非公開を選択できるようになっていますので知られたくないことがありましたら、こちらをご利用ください。
http://catmouse707.blog8.fc2.com/


心を躍らせながら返事を待っている。

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七草粥

今日は七草粥
つくった。
マーケットで七草粥セットが売られている。
ワンセット280円。
(セリ)、(ナズナ)、御形(ゴギョウ)、繁縷(ハコベラ)、仏の座(ホトケノザ)、(スズナ)、蘿蔔(スズシロ)

これにうちではシメジとホタテをいれた。
おわんによそってから、柚子とほうれん草のおひたしを上にかざる。

粥をつくるときに歌う歌がある。

七草ナズナ、唐土の鳥が日本の土地に、渡らぬ先に、トントントトン、トントントトン

毎年七草粥のときは、どこそこのお寺が1000人分の七草粥をふるまったとかいうニュースが流れる。
いつだったか、「唐土の鳥が日本の土地に、渡らぬ先に」ってどういう意味でしょうかねえ、意味はわかりませんが、とキャスターがコメントしたことがあった。

でも今になってわかったんじゃない?
ようするに、渡り鳥が日本にインフルエンザを運んでくる前に、七草粥を食べて邪気を払おうという意味なんだよ、きっと。

でも、うちじゃ手遅れ。
既に1人病気になっちゃった人がいる。年末から大晦日、年始にかけて、資金稼ぎのアルバイトと飲み会や初詣などに忙しかった大学4年生がぶったおれた。この人、多少の熱や喉の痛みくらいなら出かけてしまうから、強烈な鉄槌が下されたみたいだ。「背中が痛いというか、気持ち悪いというか」とってもしんどそうだった。

すこし、ゆっくり体を休めなさい。そんな天啓なんだよ。

あらりちゃんにうつらないといいんだけどな。
11日コンサートなんだから。

そのための七草粥かな。




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2009年1月11日のコンサート

1月11日のコンサートのちらしがやっと手元に届きました。

アコスタディオ 音楽ホールで行われます。

コンサート名は おさらい会 ですって

「何人ぐらい出るの?」って聞いたら「30人くらい」

で、あらりちゃんは「最後から4番目くらいかな・・・」

松井康司・東井美佳 門下生、龍の会メンバーによる おさらい会 です。

アコスタディオはJR原宿駅下車3分。東京メトロ日比谷線明治神宮より徒歩3分。

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新春コンサート

桐朋芸術短期大学教授・松井康司先生(バリトン)の門下会が
1月11日日曜日、15時より、原宿のアコスタジオで行われます。
門下会ですから入場無料。
そこでアラリ嬢が2曲ばかり歌います。

アコスタディオの地図は次の通りです。

http://itp.ne.jp/servlet/jp.ne.itp.sear.SGSSVWebDspCtrl?proc_id=k1&mpn=N35.40.10.567&mpe=E139.42.27.068&cms_map=http://nttbj.itp.ne.jp/0334084541/access.html&lvl=

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