Bel Canto・美しい歌声

オペラ歌手・矢口智恵さんと、智恵さんの出身地・世田谷区民合唱団周辺の音楽事情をcatmouseがお届けします。

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松井先生門下のおさらい会

2009年1月11日
松井康司先生、東井美佳先生の門下生たちによるおさらい会に行った。
出場した門下生は25名。このうち1名は既にプロとして活動をはじめているので本日はゲストとして出場し、また、もう1人は他の門下の二期会会員だが、東井美佳先生とコンクールに出場したのでゲストとして参加し、最後を飾った。

門下会の面白さは歌を習い始めた人から、プロになるまで、どんなプロセスを辿るかということがわかるというところ。
楽器も年期をつむにつけ、音色が美しくなってはいくが、歌は顕著だ。
「おさらい会」というオーソドックスな和語がつけられた門下会は、先生が大学教授ということもあって、さらにわかりやすい解説つきだった。

トップバッターは音大を受験した高校生。
今年、音大合格を果たし、この春から1年生として学ぶことになる男の子だ。
その後、数人、大学在学中の門下生による歌がつづく。
その後、松井美佳先生の門下生によるピアノの演奏がいくつか。
その後、「龍の会」の会員による歌で第一部は終了となった。

「龍の会」とは松井先生の師匠である原口隆一先生の門下会として始まり、平成13年より松井先生が指導を引き継いで、今年で9年目を迎えるという会なのだそうだ。
現在は原口先生の門下生に限らず、桐朋芸術短期大学の卒業生も加わっているという。

第二部はその「龍の会」に新しく加わった桐朋芸術短期大学の出身者たちの演奏で始まった。

そして、次のプログラムは非常に興味深いもので、短大を卒業し、さらに芸大等を受験して勉強を続けたいという受験生達が試験の予行演習の意味合いも兼ねて演奏を行った。
ピアノでの受験生も、コンコーネの試験があるとのことで、受験本番さながら、曲目は歌う直前本人に知らされたそうだ。
聞いているものはもう、「がんばれ!」という気持ちで聞いた。

プログラムは佳境に入る。
桐朋芸術短期大学を出て、研究科等でさらに勉強を続けている人たち、そして昨年研究科を終了し、二期会のオペラ研修所でオペラを学んでいる矢口智恵さんが歌った。
智恵さんが歌ったのは、六つの子供の歌より「風のこども」、歌劇・コジ・ファン・トゥッテより「岩のように動かず」の二曲。
智恵さんのあとは、数年前に学業は修了し、自分も門下生を持って歌を教えている卒業生が「おさらい会」としてのトリをつとめた。

その後はゲストの歌。
西岡慎介さんというテナー歌手は前回までは門下生として参加したが、今年はゲストに昇格。というのも先だって公演のあったオペラ「エフゲニー・オネーギン」というオペラの主役の代役に抜擢されたという。残念ながら、主役は無事公演を終えたので西岡さんの出番はなかったそうだが、本日は、かれが場合によっては歌うはずだった歌「青春は遠く過ぎ去り」という歌と歌劇トゥーランドットから「泣くな、リュ―」という歌を歌った。
もう一方のゲストは相田麻純さん。コンクールで入賞した歌「踊り」を歌い、歌劇セビリアの理髪師から「今の歌声は」を歌った。

会場は原宿アコスタディオの音楽ホール。
超満員だった。
松井先生は「門下会なので、出場者がかわりばんこに出て歌い、かわりばんこに聞き、だと思っていたけれど、席がなくなるほどお客様がいらして、門下生達にとってもはげみになるのでうれしい」と締めくくりの挨拶でおっしゃった。
catmouseの一行も総勢6名。mochigomeちゃん、まりもちゃん、アメリカ在住だがたまたま日本に帰ってきているcatmouseのいとこ、子供のころノンビブラートの透き通った声で”わらべ歌”をならっていた智恵さんのはとこ、やっぱりはとこで今は自分の夢をかなえた仕事をしているこの人
http://fumihilo.jp/
すてきな夜だった。

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エフゲニー・オネーギン

「エフゲニー・オネーギン」というオペラは昨年の9月12日~15日、東京文化会館大ホールで行われた二期会主催によるオペラで指揮はアレクサンドル・アニシモフ、演出はペーター・コンヴィチュニー、舞台監督・幸泉幸治、公演監督・多田羅迪夫。詳しくは・・・(http://www.nikikai.net/lineup/onegin/index.html

catmouse | URL | 2009-01-12(Mon)10:29 [編集]


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