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Bel Canto・美しい歌声

オペラ歌手・矢口智恵さんと、智恵さんの出身地・世田谷区民合唱団周辺の音楽事情をcatmouseがお届けします。

くらしっく音楽三昧の写真いただきました

Sit laus plena,sit Sonoraを歌う智恵さん

昨日、世田谷区民合唱団の運営委員長を通じて、5月17日に行われた成城ホールの柿落しコンサート、「くらしっく音楽三昧」のときの写真をいただきました。

写真を撮ってくれたのは(財団法人)せたがや文化財団音楽事業部。
音楽事業部の音楽事業部長さん、トナじい、おんがくん♪ありがとう!
録音ももらっちゃった。うれしいなあ!
あれえ、へんだな。トナじいやおんがくん♪に語りかけようとすると、
言葉遣いがこんなになっちゃう。
ま、いいか。

えー、5月17日の「くらしっく音楽三昧」では、もと団員だった矢口智恵さんが、世田谷区民合唱団とともに合唱の演奏を楽しみました。
また、ソロのパートを独唱させていただきました。

先日6月11日の「オラトリオの夕べ」コンサートのおり、佐藤准氏が「オラトリオというのは呼んでいただかなければ歌えない歌」と挨拶でコメントしていましたが、智恵さんにとって、この「くらしっく音楽三昧」は、呼んでいただいてオラトリオを歌った最初のコンサートといっていいでしょうか。

 ソロで歌ったのはMozartの「戴冠ミサ」から『Kyrie』とMendelsshonの「ラウダ・シオン」から『Sit laus plena,sit Sonora』

写真に注目してください。
楽譜は持っているだけですね。見ていません。
え?一枚だけでは偶然かもしれないって?
それではもう一枚。

Kyrieを歌う智恵さん

ね、見てないでしょう?
これにはわけがあるのです。

金川明裕先生がね、高名な歌手の名前をあげて「聖書だから楽譜は持ちます。でも持ってるだけですよ。見ないです」とか言ったんです。さる指揮者は楽譜の上に一輪の薔薇をおいて、楽譜を見ないで棒をふったとかなんとか。

それを智恵さん覚えていましてね、一生懸命、暗譜をしたんです。
6月11日の「オラトリオの夕べ」のときも、
智恵さんは楽譜を持っているだけで見ていませんでした。
正面を向いて、満面の笑顔でベネディクトを歌っていました。

それをまた世田谷区民合唱団のひとはよく見ているんですね。
「智ちゃん、暗譜だったね」
「正面向いて、笑顔で華があった」
「暗譜だったから、第一ソプラノにつぶされない、きれいな第二ソプラノだったよね」

それをきいて智恵さんが言ったものです。
「ねえ、合唱団の人ってそういうところを見てるでしょう。だからわたしも頑張ったのよ」

だって、わたしたち、クライアントですものね。
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コメント


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おんがくん♪様、トナじい様

また来てくれて有難う!
それから、本当に写真ありがとう!
一番前で歌っているcatmouseの写真もあったよ。
今後、あのような場所で歌うことは多分ないだろうから、写真をとってもらって、本当にうれしいよ!
それからクライアントの解説もありがとうね。

catmouseは思った。
むかしは貴族がお金を出してたんだよね。
今は市民がお金を出し合ってみんなで楽しんでるんだなって。でもどこでも経営がたいへんだよね。そんななかでレベルの高い芸術を作り出していくのもまたたいへん。
今の時代、どんな花が咲くのか、また後世になにを残せるのか、catmouseはそんなことを考えました。

catmouse | URL | 2009-06-19(Fri)06:45 [編集]


どういたしまして♪

おんがくん♪:どういたしまして♪
トナじい:さすがはクライアントじゃ。
おんがくん♪:そうだね。ところでクライアントってなに?
トナじい:ズコッ!まあ一般的には得意先、広告主とか依頼人という意味で使うのじゃ。
おんがくん♪:ふ~ん。。なんだかかっこいいね♪
トナじい:音楽事業部長ともども、これからもよろしくたのむよ。

トナじい&おんがくん♪ | URL | 2009-06-18(Thu)18:45 [編集]