Bel Canto・美しい歌声

オペラ歌手・矢口智恵さんと、智恵さんの出身地・世田谷区民合唱団周辺の音楽事情をcatmouseがお届けします。

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すみだ5000人の第九を歌う会歌い初め

第26回すみだ5000人の第九を歌う会歌い初め
1月8日、すみだ5000人の第九の歌い初めがあった。

墨田区が国技館5000人の第九コンサートをはじめてから今年で26回になる。
26年間続けているということだ。
参加者は墨田区内だけでなく、全国から募っている。

歌い初めの日、800何十人かが集った。
この日はソリストが呼ばれていて、ソリストつきの歌い初め練習となった。

ソリストで呼ばれたのは、ソプラノは高橋絵理さん。二期会会員。二期会のオペラ研修所50期のマスタークラス終了。現在新国立劇場オペラ研修所第10期生として在学中。
メッツォは堀万理絵さん。二期会会員。二期会オペラ研修所51期マスタークラス終了。現在新国立劇場オペラ研修所の第11期生として在学中。
テナーは糸賀修平さん。新国立劇場オペラ研修所第10期生として在学中。
バリトンは高田智士さん。新国立劇場オペラ研修所第10期生として在学中。

全員で第九を演奏する前に、こうした若手のソリストたちによるソロの演奏があった。
高橋絵理さんはドヴォルザーク「ルサルカ」より『月に寄せる歌』
堀万理絵さんはビゼー「カルメン」より『ハバネラ』
糸賀修平さんはドニゼッティ「愛の妙薬」より『人知れぬ涙』
高田智士さんはモーツァルト「コシ・ファン・トゥッテ」より『その目を彼に向けて』

なかなかいい演奏だった。
会場は普通の音楽ホールではなく折りたたみ椅子を出すタイプの多目的ホール。音響がそれほどいいとは思えない。ピアノにはマイクが入っていたが、歌手はマイクを使ってなかった。それでも生の歌声は会場にいきわたった。

また、堀万理絵さんの演奏をここでちょっとお話しておきたい。
ふつう、歌の演奏というと、舞台上に出てきてお辞儀をして、大人しく歌い始めるが、堀さんのハバネラはピアノの前奏が鳴り出して、しばらくしてから登場し、舞台に上らずに、客席を歩いて歌った。
時々立ち止まり、客席に座っている人を誘惑するようなしぐさをしながら歌った。それでも歌はくずれなかった。
満場の拍手をあび、catmouseもついブラボーと声をかけてしまった。
堀万理絵さんは多分、いつも「どうやったらお客さんを楽しませることができるか」考えているのだろう。

そこらへんがcatmouseの応援する矢口智恵さんとスタンスが似ている。
矢口智恵さんは現在二期会オペラ研修所第54期生。
今年4月、マスタークラスに進級すると、二期会オペラ研修所マスタークラス第54期生となる。
智恵さんは堀さんより3年若く、高橋さんより4年若い。
昨年は二期会オペラ研修所の成績上位者によるコンサートを、矢口智恵さんも出場するので聞きにいったが、そこではマスタークラス第53期生が多数出場し、素晴らしい歌声を披露した。

今、勉強中の若手がうまい。
しのぎを削っている感がある。


ところで、
catmouseは世田谷区の住民。

最近5000人の第九に参加するために、墨田区を再三訪れているが、墨田区と世田谷区の音楽に対する姿勢の違いを感じつつある。
墨田区は人を集めるのも金を集めるのもうまい。

出資者は市民。アマチュアには歌う喜びを。集めた金の一部で若手の音楽家の育成を。
望ましい音楽経営の一つのかたちではないか?

このすみだ5000人の第九を歌う会は、さらに2012年、地元にたつ東京スカイツリーの開業式にベートーベンの「献堂式」を演奏する計画をたてている。

この「献堂式」への参加は、参加費500円、練習に参加するごとに1000円という、庶民にとっては出しやすい金額を設定し、広く参加者を募っている。

歌い初めで東京スカイツリーの現状が報告された。
ただいま243メートル。
一日1メートル伸びるという。
すみだ5000人の第九を歌う2月28日には、およそ300メートルになるそうだ。

歌い初めのレセプションが終わって帰るとき、近所の会社が自社の製品を、お土産としてみんなにくばった。

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